2016年の東京都知事選にて見事当選し、新型コロナウイルスへの対策でも見る機会がより一層増えた小池百合子東京都知事。
そんな小池百合子の年収が都道府県知事の中でかなり低く全国で最下位レベルであることはご存知ですか?
- 小池百合子の年収はいくらなのか
- 小池百合子と他の知事の収入差
- 小池百合子の年収が低い理由
について、小池百合子の都知事としての年収がいくらなのか等、調べてみました!
小池百合子の年収はいくら?
さらにそれを下回るのが小池百合子・現東京都知事の72万8000円という奇妙な結果が判明した。
引用元:DIAMONDオンライン
東京都の小池百合子知事の平成30年の所得報告書が8日、都条例に基づき公開された。所得は知事報酬約1253万円のみだった。
引用元:産経新聞
小池百合子東京都知事の年収はボーナス含めて約1253万円といわれています。
月収にするとなんと72万8000円。
あんなに見る機会が多く忙しそうで、ときには非難の声も浴びている小池百合子。
その月収が72万円、年収が1253万円だと思うと仕事量の割に見合っていないように感じてしまう方も多いようですね。
小池百合子と他の都道府県知事の年収の差は?
東京都知事が一番年収をもらっていそうなイメージがありますが、小池百合子の年収は1253万円ということが分かりました。
2019年7月の毎日新聞によると、都道府県知事の中で一番多くの年収をもらっているのは神奈川県知事です。(2020年4月時点での神奈川県知事は黒岩祐治)
- 神奈川県知事:145万円×16ヶ月=2320万円
- 埼玉県知事:142万円×16ヶ月=2272万円
- 千葉県知事:139万円×16ヶ月=2224万円
- 福岡県知事:135万円×16ヶ月=2160万円
- 静岡県知事:130万円×16ヶ月=2080万円
参考元:平均年収,jp
16ヶ月にはボーナス4ヶ月分が含まれます。
東京都以外の関東圏、福岡、静岡の県知事が年収上位をしめています。
小池百合子が東京都知事になる前の知事収入ワースト5位を調べてみました。
- 山形県知事:91万円×16ヶ月=1456万円
- 秋田県知事:97万円×16ヶ月=1552万円
- 徳島県知事:98万円×16ヶ月=1568万円
- 高知県知事:98万円×16ヶ月=1568万円
- 島根県知事:99万円×16ヶ月=1584万円
参考元:DIAMONDオンライン
16ヶ月にはボーナス4ヶ月分が含まれます。
2015年度のデータ(小池百合子が都知事になる前)によると、山形県知事の月収が90万9000円で全国で最も低い報酬額でした。
小池百合子が都知事就任してからの都知事収入は月72万円・年収1253万円だったので、全国の知事で最も収入が低いと言えます。
比較する年度によって収入差はあると思いますが、大きな増減がないと考えると「小池百合子の知事報酬は全国最低レベル」と考えられます。
一番多くの年収をもらっている神奈川県知事と東京都知事との収入差では、なんと年収が1067万円も違います。
隣の県にもかかわらず、1067万円の差ってすごい金額ですよね…。
ちなみに、前・東京都知事の舛添要一は月収が145万6000円、ボーナス込みの年収2600万円だったといわれています。(当時全国トップの収入額)
また、退職金が3600万円以上であったともされているのでトータルとしてかなりの金額をもらっていたようですね…。
小池百合子の年収の少なさ、そして多くの仕事をしていることによって、前・東京都知事である舛添要一への批判の声も多く出てきているようです。
なぜ小池百合子の年収が低いの?
そもそも、なぜ小池百合子の年収が低いのか、前・東京都知事の舛添要一よりもはるかに下がったのかが気になります。
舛添要一2600万円 → 小池百合子1253万円
そこには、小池百合子が都知事選に立候補した時の公約が関係していました。
小池百合子は都知事選に立候補したときに「都政改革を進めるため」として自らが当選した際は『給与を半額する』ということを公約の一つとして掲げていました。
そして2位を大きく引き離す票数を獲得し見事当選、女性初の東京都知事誕生でした。(2016年7月)
東京都知事に就任したあと、ボーナスを含めた自らの給与を本来の年収予定とされていた2898万円からボーナス含め50%削減した年収1448万円に半減する条例案を提案し、それが可決されました。
今までの都道府県知事で最低の給与だった山形県知事を下回り、小池百合子が全国の知事の中で東京都知事が最低額の年収となりました。
小池百合子の「身を切る改革」の真剣さが伝わってきますね。
小池百合子の年収は部下より低い
東京都議会議員の月収は102万2000円、年収が1708万175円とあります。(東京都例規集データベースより)
小池百合子が給与カットした結果、東京都議会議員のほうが都知事よりも多くの給与をもらっていることになってしまいました。
収入額が逆転したことによって、他の自民党議員たちからは「(小池百合子からの)『議員も同様に身を切れ』という挑戦状だ」という批判も浴びたようです。
小池百合子の年収に対するネットの声
あれだけ忙しく仕事をして、責任やプレッシャーも重い中で、小池百合子は大手一般企業の役員よりも低い年収です。
小池百合子の年収に「低すぎじゃない?」と驚く方も多いようです。
小池百合子の年収1253万って聞いてびっくり。好き嫌い以前にそんな年収であんな仕事出来ない。私ならストレスではげ散らかして死ぬ
— 鬼子ちゃん@ずっとDT (@oniko___) April 15, 2020
小池百合子の年収1200万って聞いて純粋に驚く
割に合わないな…— フリー (@RHC_red) April 17, 2020
小池百合子さんの年収が1250万と聞いて戦慄が走った。
安すぎるでしょ。そんな年収であんなストレス満載の仕事やらされるとか地獄も甚だしいw— ジュンパチ@DQ10 (@jyunpachidesu) April 16, 2020
小池百合子よりも多くの年収をもらっている他の知事や議員に対して「何をしているのか」という発言や非難の声が出てきてしまうのも分かる気がします。
小池百合子は自らの収入カットすることで、自分の株を上げるとともに、他の議員や知事への監視の目が強まることを狙ったのかもしれません。
「東京はお金持ってる」批判を小池知事が一蹴
他県から聞かれた「東京はお金があるから」という声に対して「私の報酬は全国一お安い知事になっている。(報酬を)半分カットしているという話だ」と応じた。
引用元:ヤフーニュース
コロナ禍では、休業要請に応じた事業者に協力金が支払われる話になった際、「東京はお金があるから」と嫉妬や皮肉めいた意見があがったようです。
小池百合子は「私の報酬は全国一お安い知事になっている」と反論しています。
「こっちは身を切ってお金の工面してるんだよ」という意思の現れだったのだと思います。
新型コロナウイルス対策によって見ない日がないほどニュースやSNSでも見かけ、普段より確実に仕事量が増えているであろう小池百合子。
そんな小池百合子がコロナウイルスに関わらず体調を崩してしまったら元も子もないのでくれぐれも体調に注意してほしいですね。
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